正解は・・

両方とも許容応力度計算を行い、耐震等級3以上の建物です。しかもルート2と呼ばれる、一般的な木造の構造計算よりさらにワンランク上の計算をクリアしている建物です。

では、右と左の建物、何が違うのか?

左の方が耐力壁の数が1ヶ所多くなっています。


構造計算でOKとなった建物を、熊本地震の震度7で揺らすと壁のどこが損傷するのか?その損傷具合が大きいところに耐力壁を1つ追加してあげる。

それだけで右の建物は左の建物に生まれ変われます。

これがwallstatを使う最大のメリットと思います。


大切なことは、耐震等級3を取ればいいのではありません。家が壊れないことが大切なのです。