先日お引き渡しさせていただいたお家にも、私の家にも大きなウッドデッキがあります。正直ウッドデッキはメンテナンスが大変・長持ちしないと思われている方も多いはずです。

現在、丸庄建設で使っている木材は、無塗装でも90年以上耐久性があるエコアコールウッドという杉材を使用しております。どういう木材かは下記の外部リンクでご確認ください!
エコアコールウッド


ウッドデッキはリビングから続きで作ることが多いと思いますが、それゆえに家の印象を大きく左右する所でもあります。ウッドデッキにそこまでお金をかける方もいないと思いますので、基本的には節がかなりある材料を使うことになります。その節のある木が気になる方もいれば、気にならない方もいらっしゃいます。もし節の感じが嫌いならセランガンバツ材やイペ材などの節のないタイプのデッキ材をお勧めします。しかしかなり材料費が上がると思います。今回はエコアコールウッドで作った場合のウッドデッキについてお話しします。

ウッドデッキの良いところは、腰かけたり素足で歩いた時の柔らかさ・優しさではないでしょうか。木なので夏場でも火傷するような高温にはなりませんし、階段の角でぶつけても大怪我をする事はないと思います。

逆にデメリットはメリットの裏返しで、角は擦れて丸く削れたり、傷つきやすい、ささくれができる、割れると言ったところです。しかしながらウッドデッキを素足で使うのは出来たての頃だけで、基本はスリッパや靴で使うことになるので、ササクレが足に刺さるなどは気にしなくても良いかなと思います。

割れや抜け節に関してもパテで埋めれば良いし、どうしてもひどい割れなら1枚から交換できます。角も丸くはなるけど、より怪我しにくくなります。


思いつく限り、メンテナンスについて面倒があるとすれば、安物のホームセンターに売っている木を使って、塗装によって耐久性を確保している場合は、その塗装の手間がとても大変になると思います。毎年の塗り替えが面倒で塗装をしなくなり、結果朽ちていく・・という流れになります。しかし、そもそも朽ちない木を使うので、塗装も必要ないですし、基本的なメンテナンスが何も必要ないので、エコアコールウッドを使ったウッドデッキはデメリットは全くないと言っても良いくらいです。

基本的にはメンテナンスが大変とか長持ちしないとかそう言った固定観念は捨てて良いと思います。耐震や断熱の話と同じで、SNSの普及で、家建てて失敗した人の情報ばかりが記憶に残って、正しい判断がしにくくなってきていると感じます。そう言った情報でせっかくの選択肢を失う事はとても勿体無いと思います。

あとは、めちゃくちゃスタイリッシュな家だと、節のある木を使うことで雰囲気が損なわれたりということもあるので、家に合うかどうか、使うシーンや誰が使うかでウッドデッキかタイルデッキかなどを選べば良いと思います。


ウッドデッキの上だってバーベキューできるんです。最近はアウトドアブームでいろんな道具も出ているので道具でカバーできます。

ウッドデッキ、アリでしょ?