本日、内覧会をしているお家の気密測定を行いました!

結果は・・・

C値 0.47c㎡/㎡

この家の大きさから考えると大体7cm角の穴が空いている計算となります。

この数値はそれほど良い数値ではありませんが、既製品ではない現場で造った3本引き木製サッシ、平家という条件を考えれば、まずまずの性能ではないかと思います!

測定中、木製サッシから空気が漏れるのが分かるほどでした。

しかしながら、現場制作の木製サッシで正直これ以上の気密処理をできたかというと、不可能だと思いました。

それは、どうすれば気密を取れるかは分かっているけど、それを実現する製品が存在しないという問題をクリアしないといけないためです。

今回の取り組みは、半世紀以上も形を変えていない部材を使いながら、気密を取る工夫をしたことでサッシの構造に詳しくなれた気がします(笑)

そして私を信じて託して下さったお客様に心から感謝致します。

この先を目指すとなると、いよいよ弊社オリジナルの木製サッシの製品開発も視野に入れていかないと、これ以上の性能を実現できません。


こんな、他の工務店が嫌がってやらない、とっても変わった事に夢中になっていると、職人さんや身近な人から、そもそもなんで木製サッシなの?とか、既製品じゃだめなの?とか色んな人から言われます。

いや、だめじゃないんです。だめじゃないけど、これが好きなんです。

好きなことに夢中になって、あーでもない、こーでもないとやるのが好きなんですよね。

そして、建具屋さんとサッシ屋さんはこんなめんどくさいことも、一緒に楽しんで作ってくれる、とても心強い仲間と仕事ができる楽しさもあったり。

そして苦労した分また木製サッシが好きになって、いいものができるようになって・・

そんなことの繰り返しです。


また春から着工する家にも木製サッシを作る予定です。今回の課題をクリアすることはおそらく出来ないと思いますが、今後はオリジナル部材の製作も視野に入れたいと思っています。

木製サッシに少しでも興味がある方、こんなサッシは他では見ることはできないと思います。是非内覧会で体感してください!

ご予約はこちら↓

【各務原市】「平屋 × パッシブデザイン × 超大開口木製サッシ」完成見学会

最終日はまだ少し空きがありますので、この機会に是非ご参加ください。