家は窓の外まで。

家の中にある景色は、整えればそれほど大きく変わることはありません。
しかし、窓の外の景色は違います。
朝、昼、夜、そして春夏秋冬。
そこには刻々とうつろいゆく、自然の表情があります。
私たちは、それが日々の暮らしの質を決定づける大切な要素だと考えています。
だから、窓の先まで、
設計・施工します。

家の設計と外構工事が分離されると、窓から見える景色は「偶然」に頼ったものになってしまいます。
それでは、家がどんなに整っていても、日常の美しさや暮らしの豊かさは不完全なものになるかもしれません。
私たちが目指すのは、家単体の完成ではなく、「美しく整った暮らし」です。
そして、その暮らしをつくるのは「窓の外の景色」だからです。
家の設計段階から、どこに窓を設け、その先に何を見せるのかを徹底的に考えます。
外構や植栽計画もまた、家と同じように大切な設計の一部として、必ず最初から取り組みます。
それはデザインのこだわりではありません。
暮らす人の人生を本当の意味で支えるために必要なことだからです。
美しい暮らしのために、
景色をつくる。

窓の外にある景色は、日々の気持ちを整え、心を豊かに育てるもの。
家の中だけでは実現できない「日常の美しさ」が、そこに宿ります。
だから、私たちは、家を窓の外まで設計するのです。















