
木隠の家(こがくのいえ)
設計概要・意図
本巣市の柿畑が広がるロケーションの良い土地での計画。敷地もゆとりはありましたが平屋ではなく2階建てで計画を始めました。平屋にした場合に十分な庭の広さや、薪棚や作業スペースの確保や浄化槽スペースを考えると平屋であるが故に窮屈さを感じる懸念がありました。
四季の移ろいを楽しむ植栽と鉄平石や岐阜石を楽しむゆとりのある庭を、オープンな外構計画で周囲との調和も楽しむ計画です。
外観はシンプルな形状に造作木製サッシや木製玄関ドアが映え、塗り壁の質感に木陰が映り込むことを考えながら面を持たせる構成としています。板塀はダイヤカットとして視線を遮りつつも太陽高度が低くなった際に全面が影にならないように配慮しています。
居間は木製サッシと薪ストーブ周りの芦野石が部屋の印象を決めます。装飾をせず、造作家具で空間を引き締めながら漆喰塗りの陰影を楽しむ空間としてます。
居間からも存分に楽しめる庭との距離感を大切に、大きな植栽が程よく目隠しもしてくれ、この立地の特性を生かした計画を心がけました。
DATA
家の仕様・性能値について
1階床面積:61.27㎡(18.53坪)
2階床面積:36.43㎡ (11.02坪)
延床面積:97.70㎡ (29.55坪)
敷地面積:271.52㎡(82.13坪)
- 耐震性能:耐震等級3の最大2.04倍(1階、準耐力壁含まず)
- 許容応力度計算ルート2
- 時刻歴応答解析
- 断熱性能:UA値0.41 断熱等性能等級6
- 平均日射熱取得率:ηAC値1.3
- 一次エネルギー消費等級:最高等級
- C値 0.27cm2/m2












