耐震等級3にすると、そうでない家に比べてコストが上がると思われている方は非常に多いと思います。
実際のところは計算書の作成や図面の作成手間、第三者機関への申請費などがあるので、確かに数十万程頂く事にはなりますが、それだけの費用で済みます。工事費がアップすることはよほどの事でない限りはありません。(丸庄建設の場合は)
耐震等級3‘‘相当”の家に制震ダンパーを付けて50万円プラス。
つけるだけで本当に大地震時に機能するかもわからないし、そもそも壁以外の部分が壊れる可能性もあります。制振ダンパーは本来、耐震ができた後につけるものなのです。
そして大地震が実際に来た時、その後に掛かる修繕費を比べればどちらが得かは容易に判断できます。費用だけではありません。生活や財産を失う可能性もあるのです。
耐震等級3‘‘相当”の選択は一種の‘‘賭け事”だと私は思っています。
構造計算をせずに耐震ダンパ―を付けること自体、考え方が間違っています。
しかしなぜかそういった家の方が売れる。
ダンパーの商品としての価値があるから、それで惑わされてしまうのかな、とも思います。あとは営業マンの言葉に大丈夫なのかな?と少し安心してしまう。つけていれば大丈夫です!と言われたらそうなのかと思ってしまうものです。
しかし実際には、熊本地震でも制振ダンパーを付けた家でも倒壊していますので、付ければ大丈夫というものではありません。
丸庄建設が採用している許容応力度計算・wallstatは、耐震をあなたの目で見えるようにしたものです。これは言ってみれば震度7に耐える事のできる証明書のようなものです。
これから家を建てるなら、耐震性能‘‘も”目で見て確かめられるものの方が良いと思いませんか?