あけましておめでとうございます。

年末年始の休暇中に「天気の子」を見て、結構感動しました。セリフの中で印象に残ったので少し紹介。

「人の心って不思議だ。例えば朝、窓の外が晴れているだけで元気になれてしまう。空が青いだけで、生きていて良かったって思えたり、隣にいる誰かをもっと愛おしく思えたりする。」

朝晴れている事で毎日そんなことを思うわけではないですが、何となく「そうだよな」って思って観ていました。

その時ふと、昔「おおかみこどもの雨と雪」という細田守監督の映画を見たことを思い出しました。主人公たちが田舎の古い家に引っ越して、古くておんぼろの家を掃除して改修したりするシーン。

それは言葉ではなく描写なのですが、タイルで作られたシンクや、建具の気泡の入ったガラスなど、職人の手で作られたモノの美しさが表現されるシーンがあるのですが、その時も「そうだよな」って思った事がありました。

何を伝えたいのか、という根本は同じだと思ったのですが、それは、普段の生活や何気ない暮らしに目を向けると、今まで気づかなかった些細な事や変化にも気が付く、大人になってもそんな心を育めるという事にも気が付いてほしいということななのかな、と私は解釈しています。


このホームページのトップページにあるメッセージ

かけがえのない「日常」こそ特別で贅沢。
そんなふうに思えたら、きっと人生は「幸せ」。

と少しリンクして、なんかアニメを見ながら色々考えてしましました。

やっぱり家を建てた先にあるには日々の暮らし。そんな日々の暮らしこそ大切にしたい。

でも毎日そんなことを思ったり感じたりすることはできないから、ふとした瞬間に、この家建てて良かったな、と思える家づくりをこれからもしていきたいと思います。