丸庄建設は9月で設立68年目となりました。
創業では77年。私の使命を終えるまであと23年となりました。私の人生の目標でもある創業100年、また近づきました。たくさんのご縁に恵まれ、再来期の予定まで立ち始めています。本当に感謝しかありません。

再来期といっても件数は少ないです。そもそもたくさんの家を建てることが丸庄建設の使命だとは考えていません。だから広告も出さないし、本当に家づくりにこだわりのある人しか辿り着けないくらい露出が少ないと思っています。(逆にこだわっていない人は辿り着けないのではないかと少々心配もしておりますが・・・。)ただ、広告経費も一切かけていませんので会社の運営費も他社に比べれば当然少なくなります。お客様にはその分、家にお金を使っていただきたいという想いも引き続き大切にしていきたいと思っています。

まず一年の振り返り。
変化の年でした。
一年前のブログを一年ぶりに読み返しましたが、大きな変化の年になると予測していました。期待以上でした。


まずは一番新しい変化は、スタッフが一人増えたこと。営業や設計や現場監督、家づくりの色々なことを経験して、ものづくりの本当の楽しさを求めての転職。そして何より「もしもう一度家を建てるならどこで家を建てたいか」という視点で丸庄建設を選んでくれた、真の家好き!そんな転職の仕方があったのか!!と衝撃を受けました。嬉しすぎます。現場監督の鵜飼です。皆様どうぞよろしくお願いします。


2つ目。ホームページリニューアル。またしても構成・デザイン・ライティング・コーディングなどを自分で行なったわけですが、これで3回目のリニューアルとなりました。これも費用はゼロ円。余計な費用をかけないことは正義でしかありません。(余計では無いのですが)
そこで、まさに今日、一番最初につくった昔のWEBデザインを見返していて衝撃だったのが、約7年前に考えていたことが、今と全く同じで驚きました。昔は「暮らしも心も豊かに」と書いてました。でもその頃とは考えている事の深みが全く違います。


あとは自宅の改装も大きかったですが、会社としての取り組みではなく、私個人の成長・勉強のための取り組みでした。それがしっかりと今の業務の方に活かせたことで、また一つ、家づくりの本質に近づいた考えを持つことができたのは大きかったと思います。


そして、お客様に伝える内容の変化。この一年、家の性能のこともたくさん話しましたが、それと同じか、それ以上に、これからの暮らし方ついて伝えることができたのではないかと思っています。昔は普通の事だったんです。家の性能が良くなるにつれて、いかに性能の良い家を建てるかということばかりにフォーカスされてきましたが、大切なのはそこではないのに、YouTubeやInstagramではそういった情報はほぼ皆無。
本当に大切なことを、大切な人に伝える活動ができたことは私にとっても、会社にとっても更なる変化をもたらし始めました。


会社以外では中小企業家同友会での活動が私の問題解決の手助けになったこと。これは今後の会社の方向性や、私の人生理念をより具体的で鮮明にする事の時間短縮になった事は予想外の変化でした。


新しいキャッチコピーができたこと。
「暮らしをつくる、より良く暮らす」
元々は新しいスタッフの名刺が必要で、他社さんのモデルハウスツアーなどもあって名刺のデザインも変えようということが急遽決まって、設計の福島とキャッチコピーを考えていたときに自然と決まった言葉。普段から会話の量が多いので、こう言った時に意思疎通もスムーズでした。
実はこれが丸庄建設の真の存在理由「パーパス」であると確信しています。(今の所)


と、いろいろ他にもあると思いますがキリがない。

そして今期は変化しながら、進化もある年になります。

前期の活動があったからこそ、今期の家づくりは今までより、さらにお客様に寄り添いながら丸庄建設らしさのある家づくりができるのではないかと、既に確信しています。

らしさ。お客様らしさ。丸庄建設らしさ。毎年言っていますが、建てさせていただいたお家全てに、らしさを感じています。今回の内覧会のお家も本当にお客様らしい家になったと思っています。

これからも続けたい「考え」、変えていきたい「やり方」、不易流行の経営を今年も実践していきます。今季もどうぞよろしくお願いいたします。