引き違い窓は価格もそれほど高くなく、大きな開口部を作れる上、庭と繋がるリビングを作る際はよく使用します。

高気密住宅では引き違い窓が敬遠されがちです。引き違い窓は可動部が多くパッキンの隙間から隙間風を感じることがあるからです。

弊社の既製品サッシを使った建物のC値は0.1〜0.3くらいで、引き違い窓を5,6箇所も使うとさすがにC値は0.5とか悪くなってきますが・・それでも高気密住宅です。

ちなみに下の写真のお家はどちらも横幅2.5mの引き違い窓を使用していますがC値0.2台の家です。

やはり性能のいい家には住みたいもの。だからこそ拘りたい。しかし性能だけに拘ればいいわけではありません。

性能ばかりを気にしすぎるあまり、何のための窓か本来の目的を見失ったり、選択肢が狭くなるのは、注文住宅だからこそもったいないと思うのです。

引き違い窓を使ってもC値が0.2とか0.3。性能のことは丸庄建設に任せていただき、そのぶんお客様には「こんなことやりたい」をたくさん考えてもらいたい。

私たちの仕事は、お客様の夢がなければ成り立ちませんから。