先日基礎の一体打ちが終わった現場では土台伏せが無事に終わりました。

基礎工事から土台伏せまでの間、雨が降り、基礎の中はプールになっていました。
一般的には基礎に雨がたまらないように「水抜き穴」を設けます。基礎に穴を開けるんですね。そうすれば基礎がプールになりません。

しかし、水が貯まらないということは大雨や水害時など、基礎の中に水が入るリスクがある、ということです。
せっかく一体打ちするならそういったリスクは減らしたい、と思うのは私だけでしょうか?

と言うことで早朝から大工さんと基礎の水を出すところからスタート。
自宅でバケツに雨がどれくらい溜まったかで基礎に溜まった水深を予想して、水中ポンプを持って行ったので、あれよあれよと水が抜けて、1時間後には表面が乾き始めるまでなくなりました。


2日目は断熱と床合板を張ります。

断熱の敷き込み時には、柱が建つ周辺はあらかじめ気密テープで目張りします。意外と柱の足元が気密取れていなかったりするので、このあたりは何重にも気密処理する第一工程となります。
床合板を貼った後も、合板の継ぎ目を気密処理して、柱を立てて気密処理して・・

ちなみにこの断熱材が結構硬く、工場で正確にカットされてくるので、土台が1ミリずれる・直角が1度違うだけで入らなくなります。
土台の墨出しは今後の建て方にも大きく影響するので、大工さんも気を使うところです。

大工さんが「直角が心配で夜も眠れんかったわ〜」なんて冗談を言いながら、断熱材をポンポン入れていました。
さすが、一ミリのズレも許さない大工魂を感じました笑


さらに後日、1階材の搬入です。

建て方の日は早朝から始まるので、当日に柱や梁を持ってきたのではご近所さんにご迷惑をかけますし、作業も遅れます。
そのため1階の柱や2階の梁はあらかじめ搬入されます。

丸庄建設ではドリフトピン工法を採用していますので、柱や梁に突起物がイロイロくっついているので、梱包されている材料は隙間だらけです。ドリフトピン工法が費用が高いのは、トラックでの運搬回数が増えるからでもあります。

ブルーシートを張る時はトラックの運ちゃんが養生してくれるのですが、本当にしっかりと養生してくれます。
今日の大雨に備えて、10m角のブルーシートで完全に覆って、私も立ち会って雨対策をしておきましたので、床が濡れていることもないと思います。


来週はいよいよ建て方があり一気に家の形が出来てきます。家は見えないところにこそお金や時間がかかります。そんな隠れてしまう部分こそ、本当にご紹介したい弊社のこだわりでもあります。

工事の進捗は随時ブログで紹介してきます!