先日、中小企業家同友会で、私がテーマ担当した報告会(報告者は私ではない)があり、ようやく一仕事終わりました。

「らしさの見つけ方」といったテーマで、これからさらに厳しい時代になっていく中で、どのように差別化・差異化を図って、強い企業体質になるかという内容で作りました。

4月頃は丸庄建設らしさとは何か、という事が分かりやすく言葉にできず、経営者としの力不足を感じておりました。たくさんの仲間に支えられ共にテーマを作っていく中で、少しずつ「らしさ」とは何か、ということを自分の考えで言語化できるようになりました。

らしさとは
自分が大切にしたいこと・大切にしたい想いを実行すること
と今は思います。

付け加えるなら、「今まで大切にしてきたこと」が、らしさ。

ファッションや食、趣味や生活、仕事など、今までの選択や行動、思考が全てらしさなのだと。
つまり過去を振り返ること・見つめ直すこと。

そして、これから大切にしたい事や想いは、突然変わることはなくて、想いが増えたり、アップデートされたりしていくけど、どこまでいっても、らしさは全て過去にある。

今まで生きてきて、
自分はこんなことを大切にしてきたな、
言葉、習慣、想い、人、お金、時間、季節、音楽、味、香り、肌触り、などなど
自分というのは過去の生活・暮らしの中の、五感を通した体験や人間関係や欲望の中にある。

ということは、

今どういう選択をするかで、未来の自分は今の価値観とは違う自分でいる可能性もあるわけです。これからどんな自分になりたいかの理想があれば、逆算して行動し、未だ見ぬ自分らしさを・理想の自分に・理想の未来を手に入れることができる、それこそが自分らしく生きるということなのかもしれないと、少し宗教みたいな考えかもしれませんが、過去が今の自分を作っているなら、未来の自分は今から作れる、ごく単純な話。

どんな未来が待っているか、ではなく、未来は今の自分が作るもの。

らしさ。

過去を見つめ未来を創造すること。

それが今回の私の学びです。


中小企業家同友会の青年部。岐阜県の41歳以下の様々な業種・規模の経営者が集まり、報告を聞いた後にあーだこーだと議論して、学びを得る会です。